1971-02-24 第65回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第5号
○上林山分科員 佐藤総理が施政方針の中で、いま橋本運輸大臣が言われたように、これを早急に調査をして基本計画に入れて実施していかなければならないと表明されたことは、私どもも多としておりますし、また、ただいまさらに熱意をもって橋本大臣がこのことに触れられたことに対して、これも信頼をしてまいりたい、こういうように考えるのであります。ことに建設審議会が建議の中で、これを早急に調査してすみやかに基本計画に繰り
○上林山分科員 佐藤総理が施政方針の中で、いま橋本運輸大臣が言われたように、これを早急に調査をして基本計画に入れて実施していかなければならないと表明されたことは、私どもも多としておりますし、また、ただいまさらに熱意をもって橋本大臣がこのことに触れられたことに対して、これも信頼をしてまいりたい、こういうように考えるのであります。ことに建設審議会が建議の中で、これを早急に調査してすみやかに基本計画に繰り
○上林山分科員 この問題は非常に大問題でありますので、この時間の持ち時間ではお互いに満足する質疑応答もできませんが、ただいま大臣が前向きで総合交通政策を政府としてはやっていくんだ、しかも運輸省所管に限らず、他省の所管とも密接に総合的にやっていくのだ、こういう見解を表明されたので、私は、総合対策という意味についてはこれ以上申し上げません。 次にお尋ねいたしたいのは、その一環である国鉄新幹線の問題であります
○上林山分科員 私は、運輸大臣が積極的に政府部内や大蔵省とよく折衝されて、そして総合交通政策に筋を一本入れた、そのスタートに一本筋を入れてきたという点に対して、まず与党らしく敬意を表しておきたいと思います。 そういうような観点から、順次質疑を試みますが、その中で、新港湾の整備五カ年計画あるいは新空港の整備五カ年計画あるいは国鉄新幹線の新たなる追加出発といいましょうか、そういうような問題について総合的
○上林山分科員 加治木-えびの間の実施計画を早急にやるという点は了承をいたしましたが、鹿児島-加治木間ですね、三月一ぱいで用地買収がもしできれば、スピードアップすれば、また従来の受注その他の方式を少し変えれば、あるいは間に合うようにやれるかもしれないという希望的観測に基づく道路局長の話だが、その希望的観測が実現するようにひとつ理解と努力を大いにやってもらいたい、こういうように考えるわけで、これは公団
○上林山分科員 私のことばが足らなかったので、答弁がちぐはぐのようでございますが、私の申し上げているのは、第一次的には鹿児島から加治木間の問題ですね。この問題の用地買収を少なくとも三月一ぱいで完了したいというように、非常に積極的に協力態勢ができて実施中であります。これは国体にひとつ間に合わせようという意図もあるし、あるいは大型空港が完成するというのに半ばピントを合わせて工事を急いでおる、こういうことでございますが
○上林山分科員 政府が道路問題に対して非常に積極的に予算を組んで推進しておることにまず敬意を表しますが、なかんずく、五道の問題に対しても、最近急ピッチで、重点的に施策を推進していることも、また力強く感じております。私は、その五道のうちの一つである九州縦貫道路に関連して、少しばかり要望をかねて質疑をいたしたいと思っております。 九州縦貫道路は、いま用地買収や工事をそれぞれ場所場所によって進めておるわけですが
○上林山分科員 半ばやむを得ないであろうと思うし、半ばそれではあまりにも慎重過ぎはしないだろうか、こういうように考えられるのですが、四十八年度以降、四十八年度になるかもしれぬ、あるいは四十九年になるかもしれないというところじゃないだろうか、こういうことで自分なりに合点して、この辺でこの問題は打ち切りたいと思いますけれども、大臣、これがかいもくわからぬのだという印象を世間に与えることもどうかと思うし、
○上林山分科員 私も大臣と同様に、事業が非常に大きな、しかも新しい制度でありますから、拙速主義ではいけないことはよく承知しておりますし、免許主体をどこに置くかということも、これは慎重に、また大局的にひとつ判断をしていただかなければならぬ点だと思います。ただ、問題は何といっても郵政省、文部省、場合によってはNHK、その他の団体にも関係があることでございますから、その方面の隔意なき意見というものをよく聞
○上林山分科員 与党は分科会でもなければなかなか発言の機会がないので、この際、質疑を若干いたしたいと思いますが、まず第一に、放送大学に関する調査に必要な経費が組まれておるようでございますが、われわれも昨年末のこの問題に対する若干の情勢は承知をしておりますが、その後、文部省、NHKあるいは郵政省がこれにどういう役割りを果たしているかは別として、その間にどの程度の調整といいますか、あるいは歩み寄りといいますか
○上林山委員 私の第一の質問の、郵政省というか、郵便貯金というか、そういうものに対する理解あるいは協力というものが、ニュアンスからくる印象は、どうも前向きでないように思われるのだがどうだという点、それから、ただいまの一世帯当たりのものに置きかえて平均の低いところをお出しになったようですが、それは貯金をしておる人だけを集めての統計なのかどうか、一般の、貯金をしていない人も入っているのかどうか、そういう
○上林山委員 ただいま郵便貯金に関連した質問がございました。せっかく大蔵省も見えておりますので、私もこの機会に関連して少し質問をしてみたいのであります。また適当な機会に、私は大蔵省の幹部あるいは大臣、郵政省の大臣や幹部の人もそろったところで、もう一度根本的に質疑をしたいと思います。 とりあえず私が聞きたいことは、ただいま大蔵省の答弁を聞いていると、何となくうしろ向きの気配を感じてなりません。問題を
○上林山分科員 さっき申し上げたとおり、私の思いつきだから強調はしませんが、ただ、従来の全体の独立採算ということのみにとらわれると——こういうふうに多額の費用をできるだけ早くやろうとする場合は、何か特別な方法を導入して考えていくことも一つの考え方ではないかという注意を喚起しただけにすぎないのでございます。私は、新幹線を除くその他の国鉄は、おっしゃるような従来のセンスでけっこうだと思っているのですけれども
○上林山分科員 何もやかましく言うわけではないけれども、これは国鉄としても運輸省としてもきわめて大きな問題ですね。それを大臣に報告するのがおくれるということはいいことではないと思うな。大臣が答弁したものをまたわざわざ補充的に訂正しなければならぬというのは、国会としても見苦しいですよね。だから、これは事務当局のミスで、大臣のミスではないわけでありますけれども、それはやっぱり注意しなければならぬと私は思
○上林山分科員 けさの新聞を見ますと、新幹線網の法案要綱がきまった、こういうふうに報ぜられておりますが、これはかねて国民の要望もあり、かつまた、自民党としても積極的にこの問題を取り上げてきたのでございますが、この点について、大臣がせっかく御出席でございますので、一、二要点を伺っておきたいのは、私は、高度成長があと十年たつとたいへんな勢いで伸びてくるし、かつまた、国民の所得も非常に増加するという見通しは
○上林山分科員 一年くらいたったらいま言ったような御答弁の趣旨で調査が終わる、具体案ができる、こういうような見通しであるのかどうか。またつけ加えて、一体新構想大学では何を教えるのか、それから放送大学では何を教えるのか、こういう問題も、時間がないようですから簡単にひとつ、これは答弁がないようですから……。
○上林山分科員 おそらく調査費を組んだだけですから、いまのような答弁もあるいはやむを得ないかとも思いますけれども、調査費を組む前提として、少なくとも多少の具体性を含んだ青写真というものがなければならない。雲をつかむような調査費では、それこそ国費の乱費じゃないか、こういうように私は思うわけなんですが、大臣の答弁は非常に苦しいようでありますので、従来のよしみをもってこの程度でおきます。 しかし、もう少
○上林山分科員 御承知のように、日本が戦争に負けて、そして進駐軍が日本に来て、日本の教育というものに深くタッチをした。そのことから得たものもあるが、あるいは失ったものもあるんじゃないか、こういうことで、中央教育審議会で今後の日本の教育のあるべき姿を再検討しておられるのだろう、こういうように思うわけですが、これはきわめて大事なことで、私は積極的に賛成をしておる一人でございます。 そこで、その一環として
○上林山委員 物価の高騰の問題、特に消費者物価、野菜等に対する日本の特異的な物価の上昇、これに対する御回答はちょっと意に満たぬのでありますけれども、時間の関係で省略をいたします。 次に中村公述人にお伺いいたしたいのでございます。 人それぞれ見ようによっていろいろ違うわけではありますけれども、所得税と住民税を合わせますと、平年度で四十五年度は三千八百億程度の減税であります。従来に比較すれば確かに大幅減税
○上林山委員 ごく簡単に断片的に少しばかりお伺いしておきたいと思います。 まず正木公述人にお伺いいたしたいのですが、日本の消費物価は国際的に比較してみて特徴のあるものかどうか。たとえば消費者物価を調べてみると下がったものもある。家庭用品のごとき下がっておる。だが野菜のごときは天候その他自然的条件で上がっておる。この物価調整をするために、たとえば野菜のごときを外国から直ちに輸入できるかどうか。非常に
○上林山委員 シラス地帯の住宅造成地の問題についてはいま副長官がお述べになりましたが、建設省はそういう方面の宅地造成に対してはどういう注意、監督をしておるのかという点。 それから、農林省のいわゆるシラスに対する防災対策は、今度の災害でも相当影響を受けたようでございますが、これらに対しても雨量その他の条件の変化というものを考えて今後改善すべき点をどう持っておるか、この二つの問題について両当局から説明
○上林山委員 今度の災害で急傾斜のがけくずれ、特に特殊土壌、いわゆるシラスあるいはボラ、コラ、こういう方面の酸性土壌、これによって非常に被害が起こっておる、しかもその被害は人命に非常なる影響を及ぼした、こういうことでございます。この南九州、特に鹿児島などのシラス対策のために議員立法で特殊土壌法ができておりますが、この災害の特殊性にかんがみて、その時限立法はあとわずか二年だと思いますが、この二年の間に
○上林山委員 昭和四十四年六月及び七月の梅雨前線による豪雨災害について、ただいま政府側の御報告を聞いたわけでございますが、私は、質疑に先立ちまして、この豪雨災害によって、鹿児島県をはじめとする南九州あるいは西部日本の各地においてなくなられた方々に対し、つつしんで哀悼のまことをささげたいと思います。 まず、政府が、この災害が起こるや直ちに災害救助法の適用をされたこと、また御報告にありましたとおり、昨日各省庁
○上林山委員 まだ答弁漏れがあります。 たとえば普通局の場合は、課長など管理者に犯罪の件数が多いのか、一般職員に犯罪の件数が多いのか、また特定局の場合、局長に犯罪の件数が多いのか、あるいは一般職員に犯罪件数が多いのか、こういうことは明らかにしたほうがいいと思いますので、重ねて答弁願います。
○上林山委員 関連して。 森本委員のいまの発言とさきの発言に関連して質問しますが、第一点は、普通郵便局、特定郵便局、簡易郵便局の犯罪件数と被害額、これをもう一度ここで再確認したいという点。第二点は、普通郵便局で一番大きい犯罪額は一口で幾らであったか。特定郵便局は幾らであるか、簡易郵便局は百七十何万になると報告があったから省略していいのでありますが、それはどうなっておるか。さらにその中を分析して、たとえば
○上林山委員 この代表者は民法上代表権を持っている——これは専門家である法制局の見解もそういう見解であるかどうか。ただ政治的に解決するほうがいいという世論にこたえることが急なあまり専門的な検討を加えているのか、やはり私まだ疑問が残るわけです。それはどうなっているのか。いわゆる民法的には代表権を持っているという説明を速記録に残しておきたいのですよ。あなたの言うのは抽象論過ぎるから、その点を少しばかり記録
○上林山委員 関連して一言だけお尋ねしたいと思います。 私もこの問題は一部わからぬところがあるけれども、野党の諸君が質疑をされるということで遠慮しておったのですけれども、やむを得ず一言だけ質問をいたします。 その一点は、ただいま加藤君が指摘された戦前の沖繩の郵便貯金あるいは保険に関する「覚書の骨子となるべき事項」を示して誓書をとっておられるわけでありますが、この背景をなす代表者は、当局の説明で、
○上林山委員 議事進行について一言発言いたしたいのですが、簡易郵便局法の一部改正案は、私どもは本委員会で継続審議にしてもらいたいという考え方を持っていたところ、理事会において、次の通常国会にこれを提案して、そのときには本会議での趣旨説明も省略し、あるいは委員会等においても物理的抵抗は行なわないというきわめて紳士的な申し合わせができたと聞いておりますが、そういう事実があったのかどうか、承っておきたいと
○上林山委員 その調査の中に、いわゆる打撲傷、全治何日間を要するという診断書が医師から出ておりますが、それは間違いありませんか。
○上林山委員 大臣は大局的な見地から、あるいはまた健全なる、公平な立場からそういう所信を被瀝されたものと私は考えるわけでありますが、もう少し——私は単にあげ足をとろうという意味でこの問題を提起しているのではなくて、ほんとうにそれぞれの立場にある人々が、それぞれの立場から健全なる郵政事業の発展というものを考えなければならぬのではないかという立場から当局に質問をしているのでありますから、その点を曲解することなく
○上林山委員 これから私がたださんとする問題は、自民党のだれかがいつか必ず質問してくれるのではないかと思って待っていたのでありますけれども、だれも一向に腰を上げる気配がないので、やむを得ず、国会が終わらんとするこの時期を特に選んで質疑をすることにきめたわけでございます。 問題の内容はあとで説明をいたしますが、この問題が起きて以来、次々に類似の暴力事件等が起きていることは、私は、健全なる郵政事業の育成
○上林山委員 関連して。 これは従来私も考えておった一つですが、この段階にくれば、もう物による、ことに商品によるお年玉つきの賞品制度はあっさりと廃止すべき時期にきておるのではないか、私は、小手先のいろいろの改良も必要かもしれぬけれども、根本的には、この制度はもうやめたらどうか、そうしてやはり正常な郵政事業だけに終わるべきだ。もし百歩譲ってやるとすれば、いま森本君も触れておられたようだが、私は、郵政省自体
○上林山委員 放送法改正の採決の前に、委員会審議その他の資料にいたしたいと思いますので、資料を要求いたしておきます。 まず第一に、過去三年間におけるNHK並びに民間放送がどれだけの誤報をやったか。誤った報道をしたか。あるいはまた、同時に針小棒大な放送をしてこれを修正したものがあるか。あるいは自発的にそういうことをやったものと、抗議もしくは申し入れによって、訂正したものとの区分をやったものを出していただきたい
○上林山委員 関連。この郵便年金制度について、ただいまあなたから答弁がありました。小額の問題を今度調整していけば、将来はこの郵便年金制度は非常に発展する、こういう見通しの答弁がありましたが私は、せめてここ三年間でいいですが、あなたが記憶があるならば、三年間の推移はどうなっておるか、発展の方向にいっておるのか。あなた方が役人的なセンスでこれを少しくらい改正し調整しても、本制度は労多くして効果はない。だから
○国務大臣(上林山榮吉君) ただいまの質問の前に、軍需会社なり、そういうところに立ち寄った覚えはないかと、こういう御質問だと了解したので、そういう事実は全然ございませんとはっきり申し上げたわけですが、最初の予定の中に、メキシコではなくしてロスアンゼルスで、在留日本人の方々とお会いしたい、というよりも、在留邦人として多数の人が行っておりますし、鹿児島県人の方々もたくさん行っておりまして、ぜひひとつお会
○国務大臣(上林山榮吉君) 統一見解ということは、あるいはことばが適当かどうかわかりませんが、とりあえずの政府の見解を官房長官名で発表した。こういうふうにけさ報告を私ども受けた、こういう過程を通っておることでございまして、先ほどの内容からいっても従来も核実験に対してはわが国は反対をしてきておったのだ、核拡散の防止についてできるだけ努力を——できるだけということばもどうかと思いますが、核拡散防止については
○国務大臣(上林山榮吉君) ただいまの御指摘のミサイル核兵器の弾頭つきの発射を中共がやったということについては、御承知のように、これに対する一応の政府見解が官房長官から発表せられておりますので、これに対する官房長官の考え方は一応政府発表という意味において私ども承っているわけでございますが、この隣国、しかも一番近い隣国において核爆発が、しかもミサイルつきの核弾頭を持ったものが発射されたということは、それ
○国務大臣(上林山榮吉君) 当委員会は私のお世話になる委員会でございますが、就任以来正式にごあいさつの機会がなくて今日に至ったわけでございますが、どうかいろいろと御指導、御支援を賜わりますよう、心からお願いいたしまして、一言だけごあいさつを申し上げます。
○上林山国務大臣 マクナマラ以外では、バーンズ次官、さらに統合幕僚本部の議長、あるいは太平洋、大西洋両司令官、あるいは北米防空司令官というようなおもなる人々と会いまして、それぞれ意見の交換をいたしたのであります。それ以外にもたくさんの人と会いましたけれども、時間の関係で省略さしていただきますが、そのほかは軍事施設あるいは空軍、海軍兵学校、歩兵学校というような学校、あるいは訓練の部隊の実情、あるいは軍事施設
○上林山国務大臣 向こうから言うてまいりましたのは、急遽ジョンソン大統領の緊急命令が出たので、十二日の会見予定を変更して、ただいまお述べになったようなことであったわけでございますが、しかしその後、日米両国の話し合いによりまして、二十日であるならば、かえってベトナムから帰ってきた直後でもありますから、お会いしたい、こういういわゆるきわめて自然な話し合いで取りきめられたのでございまして、決して一方的に云々
○上林山国務大臣 今度の訪米は、マクナマラ国防長官の招待を受けまして参ったわけでございますが、(「大臣の就任のあいさつがないぞ」と呼ぶ者あり)——ただいま御指摘を受けましたように、質問にお答えする前に、今回の改造で防衛庁長官を拝命いたしましたので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 ただいまの岩動君のお尋ねでございますが、これは先ほど申し上げましたように、マクナマラ国防長官の招請が従来に
○国務大臣(上林山榮吉君) 歴代の長官の渡米も、私は御提案のような意味には聞いていないのですけれども、なお私の渡米によって三次防に重大なる変化その他がくるということは、私は想定をいたしていないのでございますので、その点はあらかじめ御了承を願っておきます。 三次防の一応の性格というものは、これは二次防で完成できなかったものを取り入れて、これを四十二年度で完成をしていきたいというような問題、あるいは御承知
○国務大臣(上林山榮吉君) まあ私が渡米するおもな目的は見聞を広めるということが前提でございますので、ただいま三次防の細目について、あるいはその基本方針について、その打ち合わせのために渡米するという考えではないわけでございまして、三次防はあくまでも私どもが自主的に考えて計画すべきものである、こういうように考えておる次第でございます。
○国務大臣(上林山榮吉君) この問題は昨日の委員会でもすでに御答弁申し上げたわけでございますが、アメリカから招請がございましたので、また何名かの私どもの先輩の長官も渡米をいたされた経過もございますので、十月の八日ごろを出発のめどとしてただいまそれぞれ打ち合わせをいたしておる段階でございます。 なお、この内容については、従来の問題を含めて、たとえば太平洋方面に関する軍備情勢はどういうものであるか。あるいは
○国務大臣(上林山榮吉君) 金が余るから何にでも流用することは戒めなきゃならぬと思いまするけれども、御質問の趣旨のような点については、できるだけ御期待に沿うように努力すべきかと存じます。事務当局と打ち合わせまして、できるだけそういう方針で臨みたいと思います。
○国務大臣(上林山榮吉君) 昭和三十九年度防衛庁関係歳出の決算に関する説明を申し上げたいと存じます。 まず、昭和三十九年度防衛本庁の経費について御説明申し上げます。 当初の歳出予算額は二千六百十二億五千九百十三万二千円でありまして、これに昭和三十九年九月以降政府職員の給与を改善するための予算補正追加額七十八億一千二百四十一万二千円及び高空における放射能塵の研究等のため科学技術庁から移しがえを受けた
○国務大臣(上林山榮吉君) 私は、今回の改造内閣の国務大臣といたしまして、防衛関係の仕事を担当することになりました上林山榮吉でございますが、何ぶんにもふつつかな者でございますので、委員長ほか委員各位の御理解ある御指導を切にお願いをいたしたいと思います。 まことに簡潔でございますが、就任のごあいさつにかえさせていただきます。(拍手)